みんな大好きconsoleオブジェクトのメソッドをまとめてみた

「初めて書いたJavaScript構文は console.log 」

という方は非常に多いのではないでしょうか。

あれから幾星霜・・・
どんな時でも console.log()
雨の日も風の日も console.log()
困ったときは console.log()
公開して気付く消し忘れ console.log()・・・

今回は、そんな愛すべきconsoleオブジェクトのメソッドをいくつか紹介します。

ログ出力系

log(str)いつもの
info(str)情報
warn(str)警告
error(str)エラー

上記のいずれもコンソール画面にログを出力することは共通していますが、これらを使い分けることで、より効率的にコードのデバックや挙動を確認することができます。

↓↓↓ こんな感じで記述すると・・・ ↓↓↓

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>Document</title>
</head>
<body>
  <script>
    console.log('ほげほげ');
    console.info('ほげほげ');
    console.warn('ほげほげ');
    console.error('ほげほげ');
  </script>
</body>
</html>

↓↓↓ こんな感じで出力されます ↓↓↓

個別にみていきましょう。

console.log

console.log('ほげほげ');

最も一般的なメソッドです。これに関しては特に言及することはありません。次に行きましょう!

console.info

console.info('ほげほげ');

logメソッドどほとんど同じですが、こちらはより「情報」を出力している意図を含んでいます。

console.warn

console.warn('ほげほげ');

警告を意味するログを出力します。

上記の画像では黄色の「!」アイコンが表示されています。警告を受けている感じがバシバシ伝わってきますね。

console.error

console.error('ほげほげ');

エラーを意味するログを出力します。

上記の画像では赤色の「×」アイコンが表示されています。いかにもエラーという感じが伝わってきます。なんかこう、焦ってきますね・・・!

console.clear

console.clear();

ログを消去します。引数には何も持たせません。

そのほか便利系

このほかにも、特定の条件/形式でログを出力するメソッドがあります。

console.table

const ary = ['りんご', 'ごりら', 'らくだ', 'ダンディなメンズ'];
const obj = {
  hoge: 'ほげほげ',
  fuga: 'ふがふが',
  chome: 'ちょめちょめ' 
}
console.table(ary);
console.table(obj);

配列/オブジェクトをテーブル形式で出力します。

↓↓↓ 出力結果 ↓↓↓

console.time/TimeEnd

console.time('timer_label');
setTimeout(()=>{
  console.timeEnd('timer_label');
}, 5000);

処理にかかる時間を計測することができます。time(label)で計測を開始し、timeEnd(label)で終了します。その間にかかった時間がログ出力されます。

↓↓↓ 出力結果 ↓↓↓

(5000msで処理してほしいのに、5.1940…ms余分に時間がかかっている・・・これは、いやな予感!)

まとめ

ここで紹介したもの以外にも使えそうなconsoleオブジェクトのメソッドはまだあります。興味のある方は調べてみてください。きっと今まで知らなかった知識に出会えると思いますよ!

それでは、よいデバックライフを!

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この記事は私が書きました

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Keisuke Ota

FE Tech Blog 管理人。フロントエンドエンジニア。
開発技術の向上と情報共有のため日々執筆中。趣味は野外キャンプとバンド活動。